BASHA-MICHI OHTSU GALLERY 馬車道大津ギャラリー

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竣工時の馬車道大津ビル
竣工時の馬車道大津ビル

歴史的建造物

2000年(平成12年)に横浜市の歴史的建造物として認定された大津ビルは、
1936年(昭和11年)東京海上火災保険ビルとして馬車道に竣工しました。 ファサード上階部分に施された壁面タイルによる幾何学模様は典型的なアールデコ様式であり、 馬車道を語る上で欠かせない歴史的建造物として、また竣工当時の典型的な中規模オフィスビルが現役であるという点でも希少の建造物です。

馬車道には、この他に神奈川県立歴史博物館(旧横浜正金銀行本店)、日本興亜馬車道ビル(旧川崎銀行横浜支店)、 東京藝術大学馬車道校舎(旧富士銀行横浜支店)など、得難い歴史的景観が現在も残り、この地区の歴史を物語る重要な 生き証人となっております。

2004年(平成16年)に開通した馬車道駅構内壁面には、大津ビルで実際に40年近く使用していた温水ボイラーの 前面パネルが、周辺の古い建物の記憶として展示されております(展示番号9)。
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開港の香りがする道

馬車道は1867年(慶応3年)に道幅を広げ街路樹が整備されると、外国人の乗った馬車が行き交い始め、 関内と関外とを繋ぐ吉田橋から海岸へと至る道路として大いに賑わい、発展しました。その姿に驚いた 当時の人々は「異人馬車」と呼び、やがてこの通りを「馬車道」と呼ぶようになったそうです。
同年秋にはコブ商会によって乗合馬車が企業化され、横浜と江戸築地間が2時間ほどで結ばれました。 わが国における乗合馬車の始まりです。
1869年(明治2年)には、日本の商業写真師の草分け:下岡蓮杖らによる成駒屋が創立され、1872年(明治5年)に 鉄道が開通するまで、両者の乗合馬車は競うように繁盛したと伝えられます。
またアイスクリーム(当時は「あいすくりん」といったそうです)を日本で初めて製造販売する店が開いたのも 馬車道でした。

馬車道と深い関係といえば、ガス灯です。1872年(明治5年)に高島嘉右衛門の「日本ガス社中」により、 馬車道・本町通り等に設置、点灯され、これが日本における最初のガス灯となりました。 柱部は英国グラスゴー市から輸入し、灯具は日本人職人により製造されたと言われています。 2002年(平成14年)には馬車道一帯のガス灯が整備され、夕刻になると柔らかな灯りが通りを照らします。




馬車道駅展示のボイラー
馬車道駅展示のボイラー